フリーエンジニアになるぞ！！と意気込んでいるあなたへ。会社を辞めることはいつでもできます。どうしてフリーエンジニアになりたいのか、本当にフリーエンジニアになったほうがメリットがあるのか、なぜ会社を辞めなければならないのか。もう一度だけ冷静に考えてみましょう。自分の気持ちを冷静に見つめなおして、明確な答えが出たら、あとは前進あるのみです！
フリーエンジニアとして働く大きな魅力は、仕事を自分で選び、自分が得意とする分野のスキルを十分に発揮できることと、働けば働くだけ自身の収入を増やせることです。しかし、その仕事をとってくるのも自分自身。仕事がとれなければ収入はゼロになってしまいます。また、退職金も社会保障も無いため、将来の生活まで全てを自分自身で計画し、老後にも備えなければなりません。フリーエンジニアは会社員よりも様々な意味で自由ですが、その分、あらゆる意味で責任も増します。会社員という安定した生活を捨てて、フリーエンジニアの道に踏み出すべきか、改めて考えてみましょう。
フリーエンジニアの収入はスキルや営業力、境遇などによってもピンからキリまで。一概には言えませんが、一般的に、フリーエンジニアは会社員の1.5倍～2倍程度の年収を稼いでいるといわれます。しかし、フリーエンジニアの場合は所得税や各種保険、諸経費を収入の中から捻出しなければなりません。会社員時代と同等の生活レベルを維持するためには、会社員時代の年収の約1.5倍の売上が必要と考えておくべきでしょう。フリーエンジニアはうまくいけば高収入が期待できますが、その一方でお金のやりくりは慎重に行わなければなければなりません。
フリーエンジニアを目指す人なら、プログラマやSEなどエンジニアとしての資質はすでに持っていることでしょう。フリーエンジニアとして働くためには、エンジニアとしての資質プラス、フリーランスとしての資質が必要になります。エンジニアとしてはスキルも高く優秀であっても、フリーランスとしての資質がなければフリーエンジニアとして生きていくことは難しいでしょう。フリーエンジニアという働き方に向いている人とはどのような人なのか、紹介していきます。自分自身にフリーエンジニアとしての適性があるかどうか、客観的に考えてみることも大切です。
「安定」は生活する上で大切なことかもしれません。しかし、自分の持っている力を存分に発揮して生き生きと暮らすということも、人生においては大切なこと。どちらに価値を感じるかは人それぞれです。好きな仕事を自分なりのスタイルでできて食べていけるという事は、幸せなことではないでしょうか。苦労があるからこそ、一つの仕事を終えた後の達成感は他では味わえないものです。自分だけの力で勝ち取った仕事で収入を得るという喜び、そして会社に頼らずとも自分の力で食べていけるという自信は、会社員では味わうことはできません。フリーになった人だけが得られる満足感です。
「会社員か、フリーエンジニアか」という選択は、「安定か、やりがいか」と言い換えることもできます。もちろん、会社員にはやりがいが無いとは言いません。しかし、会社員として働く以上、好きな仕事を自由に選ぶことはできません。フリーエンジニアになることで安定を手放す代わりに、自分の意思で好きな仕事を選ぶという自由が手に入ります。エンジニアにとって自分が興味を持てる仕事をすることは、何よりもやりがいを感じられるのではないでしょうか。 安定よりもフリーエンジニアで好きな仕事を！の記事はこちら
会社員を辞めてフリーエンジニアになるにあたって不安になるのは、仕事がとれるかどうかということでしょう。多くのフリーエンジニアが、マッチングサイトを有効活用して仕事をとっています。マッチングサイトは、営業活動をしなくてもインターネット上で仕事探しから成約までを完結できる大変便利なサービスで、実に様々な種類と規模の仕事が多数掲載されています。フリーエンジニアになったらマッチングサイトを最大限活用して仕事をとりましょう。 フリーエンジニアはマッチングサイトで仕事を取るの記事はこちら
フリーエンジニアには、エンジニアとしての仕事以外にもやらなければならないことが山ほどあります。与えられる仕事をこなす会社員とは違い、フリーエンジニアは常に自分自身の能力を客観的に把握しておかなければなりません。仕事に追われていると自分を見つめなおす余裕もなくなってしまいがちです。仕事がとれないとき、ぽっかりと時間が空いたときには、さっと頭を切り替えて、それまで後回しにしていたことに目を向けてみましょう。 フリーエンジニアとしての自分の能力を見つめなおすの記事はこちら
