自分に向いていない働き方、仕事を続けていても長くはもたないものです。フリーで働くエンジニアとは、高度な技術さえあれば良いというわけではありません。フリーエンジニアに向いている人のタイプを以下に紹介します。
会社員の安定を手放して自力で生きていくために必要な資質として、もっとも重要なことは体力的にも精神的にもタフであること。フリーエンジニアは体が資本。病気になっても代わってくれる人もいません。仕事に穴をあければせっかく築いた信頼も一瞬で失ってしまいます。少々の困難にいちいちめげていては前に進めません。何事も前向きにとらえ、ピンチもチャンスに変えられるぐらいの精神的な強さが必要です。
フリーエンジニアとは、エンジニアであり経営者です。ビジネスを軌道に乗せるためには、人脈づくりも欠かせません。コミュニケーション能力は必要不可欠です。クライアントとの交渉・折衝能力も必要でしょう。高いスキルを持っていても、コミュニケーションがとれなければ仕事をとることも難しくなり、いざ仕事がとれてもクライアントとの信頼関係を構築することが困難になります。積極的に外に出て、多くの人と出会い、会話をすることで、人脈も広げられます。
フリーエンジニアとして長く活躍するためには、失敗や仕事の不具合があっても決して人のせいにせず、素直に受け止め、引きずらず、前向きな考え方を持てることが重要です。気持ちをうまく切り替えることで、効率よく次の仕事に取り掛かれます。
一度の失敗にいつまでもくよくよしてしまう人や、悪いほうにばかり捉えてしまうネガティブな人は、フリーエンジニアとして生きるのは苦痛かもしれません。また、素直に反省できないタイプの人、何事も他人のせいにしたがる人にも、独立独歩のフリーエンジニアという生き方は向いていないと言えるでしょう。
フリーエンジニアとなると、最先端技術を要される事が多い為、時代の流れに乗り遅れないよう常に最新のスキルと知識を身に着けておく必要があります。情報の移り変わりがめまぐるしい中、いかに活きた情報を入手できるかがポイント。忙しい日々の中でも、最新技術や市場動向にも敏感に反応し、書籍やネットなどいたる所で情報をこまめに取り入れなければなりません。さらに、日々スキルを磨き続けるためには、新しい分野にも積極的に挑戦する知的好奇心と向上心が必要です。
「会社員か、フリーエンジニアか」という選択は、「安定か、やりがいか」と言い換えることもできます。もちろん、会社員にはやりがいが無いとは言いません。しかし、会社員として働く以上、好きな仕事を自由に選ぶことはできません。フリーエンジニアになることで安定を手放す代わりに、自分の意思で好きな仕事を選ぶという自由が手に入ります。エンジニアにとって自分が興味を持てる仕事をすることは、何よりもやりがいを感じられるのではないでしょうか。 安定よりもフリーエンジニアで好きな仕事を!の記事はこちら
会社員を辞めてフリーエンジニアになるにあたって不安になるのは、仕事がとれるかどうかということでしょう。多くのフリーエンジニアが、マッチングサイトを有効活用して仕事をとっています。マッチングサイトは、営業活動をしなくてもインターネット上で仕事探しから成約までを完結できる大変便利なサービスで、実に様々な種類と規模の仕事が多数掲載されています。フリーエンジニアになったらマッチングサイトを最大限活用して仕事をとりましょう。 フリーエンジニアはマッチングサイトで仕事を取るの記事はこちら
フリーエンジニアには、エンジニアとしての仕事以外にもやらなければならないことが山ほどあります。与えられる仕事をこなす会社員とは違い、フリーエンジニアは常に自分自身の能力を客観的に把握しておかなければなりません。仕事に追われていると自分を見つめなおす余裕もなくなってしまいがちです。仕事がとれないとき、ぽっかりと時間が空いたときには、さっと頭を切り替えて、それまで後回しにしていたことに目を向けてみましょう。 フリーエンジニアとしての自分の能力を見つめなおすの記事はこちら