今まで会社に所属していて、仕事がなくて困ったという思いをしたことはありますか？会社員エンジニアにとって、日々何らかの仕事があるのは当たり前のことと受け止めていたのではないでしょうか。逆に仕事が無いぐらいの方が、その隙にたまった有給休暇もとれるし、早く帰れてラッキーなんて思っていたかもしれません。しかし、フリーエンジニアになった途端、その余裕は不安に変わります。仕事がないことほど不安になることは無いと言っても良いでしょう。
ところで、会社員時代にエンジニアとして日々こなしていた仕事・案件は、勝手に湧いてきた仕事ではなく、営業担当者が営業活動をしてとってきた仕事です。フリーエンジニアの仕事は誰がとってくるのかと言えば、言うまでもなく自分自身しかいません。今まで技術者として働いてきたエンジニアの方たちは、いきなり営業活動なんてできない・・・と、拒否反応を示してしまう人も多いかもしれませんね。しかし、そうも言ってはいられません。
自分自身のエンジニアとしての力を整理できていますか？ どのようなスキルがあり、どういった経験や実績を持っているのかを、いつでも具体的に簡潔に説明できるよう、棚卸しして整理しておきましょう。さらに、そのスキルと経験・実績によってクライアントにどのような利益をもたらすことができるのかを常に考えましょう。自分自身の得意技術ばかりを闇雲に主張しても仕事をとることはできません。仕事をとるためには、相手の話をよく聞くこと、そして相手の立場にたって考え、相手の視点でものを見るということが大切です。
人見知りでなかなか営業が出来ない。緊張して自身のスキルも経験もアピールしきれない。憂鬱でどうしても動き出せない。そんな人もいるでしょう。誰にでも得手不得手はあるものです。苦手なことを無理してするのが良いこととは限りません。人と話すのが苦手なのであれば、人と話さずにできる営業方法を考えてみましょう。
例えば、ブログやホームページを活用する方法です。ブログやホームページを立ち上げたからといってすぐに仕事に結びつくことはほとんどありませんが、エンジニアとして自分自身の得意な分野について、役に立つ記事を書き綴ってみてはどうでしょうか。専門的かつ有用な内容の記事が多ければ、興味を持ってコンタクトを取って来てくれるクライアントがいるかも知れません。さらに、その記事の集合体であるブログ自体が、あなたのスキルと経験値を、あなたに代わって語ってくれます。
「会社員か、フリーエンジニアか」という選択は、「安定か、やりがいか」と言い換えることもできます。もちろん、会社員にはやりがいが無いとは言いません。しかし、会社員として働く以上、好きな仕事を自由に選ぶことはできません。フリーエンジニアになることで安定を手放す代わりに、自分の意思で好きな仕事を選ぶという自由が手に入ります。エンジニアにとって自分が興味を持てる仕事をすることは、何よりもやりがいを感じられるのではないでしょうか。 安定よりもフリーエンジニアで好きな仕事を！の記事はこちら
会社員を辞めてフリーエンジニアになるにあたって不安になるのは、仕事がとれるかどうかということでしょう。多くのフリーエンジニアが、マッチングサイトを有効活用して仕事をとっています。マッチングサイトは、営業活動をしなくてもインターネット上で仕事探しから成約までを完結できる大変便利なサービスで、実に様々な種類と規模の仕事が多数掲載されています。フリーエンジニアになったらマッチングサイトを最大限活用して仕事をとりましょう。 フリーエンジニアはマッチングサイトで仕事を取るの記事はこちら
フリーエンジニアには、エンジニアとしての仕事以外にもやらなければならないことが山ほどあります。与えられる仕事をこなす会社員とは違い、フリーエンジニアは常に自分自身の能力を客観的に把握しておかなければなりません。仕事に追われていると自分を見つめなおす余裕もなくなってしまいがちです。仕事がとれないとき、ぽっかりと時間が空いたときには、さっと頭を切り替えて、それまで後回しにしていたことに目を向けてみましょう。 フリーエンジニアとしての自分の能力を見つめなおすの記事はこちら
