フリーエンジニアとして、成功し、更なる成長をするには、常に自分自身の能力を客観的に把握しておく必要があります。仕事に追われていると、なかなか自分をゆっくりと見つめなおす時間もつくれません。仕事がない時は、自分の見つめ直すチャンスです。今の自分の最大の売りは何か。逆に、苦手とすること・弱点はどこにあるのか。さらに、取り巻く環境はどういう状況にあるのか。自分自身のSWOT分析をしてみましょう。客観的に自己評価することで、今後の営業の仕方や注力する方向性も見えてくるでしょう。
といっても、自分を客観的に評価することは、それほど簡単なことではありません。そこで、レーダーチャートを作ってみることをおすすめします。レーダーチャートとは、五角形や六角形の形をしていて、各頂点を一つの項目とし、放射線状にした図のことです。項目は、人それぞれですが、プログラム言語毎にしてもいいでしょうし、人脈・マネジメント力・企画力などといった分野の違うスキルとしてもいいでしょう。思いつくままに、項目をあげて、自己評価をしてみましょう。
また、レバテックフリーランスのような案件情報サイトに登録して、エージェントからの評価を聞く方法もあります。エージェントは多くのエンジニアを見てきているのでその中での比較や、業界動向も把握しているのであなたの持っているスキルの市場での価値などを客観的に評価をしてくれます。
エンジニアとして重要なことの一つは、最新情報を常に把握しておくことです。専門書を購読したり、インターネットなどの媒体で最新情報をチェックする癖をつけておきましょう。ゆっくり見る時間が取れないときには、後で見れるようにしておくと良いでしょう。仕事が空いた時がスキルアップのチャンスです。忙しくてゆっくりチェックできていなかったものを一気にチェックしてしまいましょう。また、ブログやSNSで専門的な情報を発信するのも良い方法です。
情報を発信するには、情報を仕入れて自分なりに消化する必要があります。それによって、ただ情報を眺めるだけでなく、きちんと自分のものにすることができるでしょう。 気分転換を兼ねて、セミナーや交流会に参加するのも効果的です。情報を入手するだけでなく、人脈を広げたり、仕事仲間ができることもあります。業界の最新動向なども肌で感じることができ、有益な情報を得ることができるかもしれません。
サラリーマンであれば、会社の定める休日しか羽を伸ばす機会はないでしょう。フリーエンジニアは、自分の都合で休日を作ることができます。フリーエンジニアにとって、仕事が無い状況は、とても不安な日々でしょうが、そこは思い切って休暇と割り切るのもいいかもしれません。体が資本であるフリーエンジニアですから、しっかり休むのも仕事のうちです。ただし、ダラダラと休んでしまっては、何の意味もありません。旅行に出かけて思いっきりリフレッシュする、何か趣味に没頭するなど、計画性のある休み方をしましょう。
「会社員か、フリーエンジニアか」という選択は、「安定か、やりがいか」と言い換えることもできます。もちろん、会社員にはやりがいが無いとは言いません。しかし、会社員として働く以上、好きな仕事を自由に選ぶことはできません。フリーエンジニアになることで安定を手放す代わりに、自分の意思で好きな仕事を選ぶという自由が手に入ります。エンジニアにとって自分が興味を持てる仕事をすることは、何よりもやりがいを感じられるのではないでしょうか。 安定よりもフリーエンジニアで好きな仕事を!の記事はこちら
会社員を辞めてフリーエンジニアになるにあたって不安になるのは、仕事がとれるかどうかということでしょう。多くのフリーエンジニアが、マッチングサイトを有効活用して仕事をとっています。マッチングサイトは、営業活動をしなくてもインターネット上で仕事探しから成約までを完結できる大変便利なサービスで、実に様々な種類と規模の仕事が多数掲載されています。フリーエンジニアになったらマッチングサイトを最大限活用して仕事をとりましょう。 フリーエンジニアはマッチングサイトで仕事を取るの記事はこちら
フリーエンジニアには、エンジニアとしての仕事以外にもやらなければならないことが山ほどあります。与えられる仕事をこなす会社員とは違い、フリーエンジニアは常に自分自身の能力を客観的に把握しておかなければなりません。仕事に追われていると自分を見つめなおす余裕もなくなってしまいがちです。仕事がとれないとき、ぽっかりと時間が空いたときには、さっと頭を切り替えて、それまで後回しにしていたことに目を向けてみましょう。 フリーエンジニアとしての自分の能力を見つめなおすの記事はこちら